金田一耕助行動記録・私案
緒言
金田一耕助とは言わずと知れた故横溝正史が想像した名探偵である。この年譜ではかの名探偵の行動について列記している。よって事件そのものの発生順とは必ずしも一致しないと言うことをまずお断りしておく。
編集方針としては、
1)金田一耕助が実在し、2)書かれた事件も全て実際にあったこと、として考える。よって、事件は発表初出より以前に発生している筈である。
作中で確認出来ない事柄については現実の出来事を考慮して補填するが、史実(現実での出来事)と作中記述が矛盾する場合には後者を優先する。つまり金田一耕助の存在する世界は現実の並行世界と考える。
わざわざ”私案”と断りを付けたのは金田一耕助の事件の年代順について諸説があるからであり、これが絶対に正しいと主張する意志が無いことを示している。
捕捉:短編から長編に改稿されたモノについて作中年代が遡ったモノがあるのだが、その際に他作品との絡みで矛盾が生じてしまった事例が見られる。(下リンク・失われた史実参照)
松月時代 (〜28年)
緑ヶ丘時代 (29年〜)
大事件については別途に詳述を加えます。但し、一部ネタばれに注意。
等々力警部の事件簿 (〜43年)
年表を等々力警部の立場から構成。
緑304版所蔵リスト@角川文庫
現行版 金田一耕助ファイル@角川文庫 金田一耕助の事件簿@春陽文庫
文学・書評・解説書 ミステリー
金田一・横溝関係のサイトは非常に多いので、私が特にお世話になったところだけ挙げておきます。