ML2 儀礼呪術
帰属集団の祈念を統合しより大きな力を引き出そうとする儀式。呪力が格段に安定する。
味方同士の意志疎通を容易にする。まだアイコンタクトのレベル。
共感呪術、幻術の出発点。
最初期の医療呪術で、文字通り患部に手を当てるだけである。術者と対象の間に強い信頼関係が有れば、軽い傷に対して充分に効果がある。
手当を前提条件とする呪文はすべて接触が必要である。
部外者を排斥するための結界の第一段階。中心である聖霊石(樹)から広がって外へ向かうほど効果が小さくなる。
伝声の発展型で一定範囲内にいる仲間すべてを対象とする。対象に呪術の素養が無くても良い。
空気を封じて拡散を防ぐ。水中に持ち込めば呼吸が可能になる。
漁猟民の身につけた特技であると思われる。
範囲内におけるマナの活性を抑え、結果として火災の発生を押さえる。
祖霊の加護により淡い光を発する火の玉を作り出す。
これは無害なアンデットモンスターであり、固体と接触すると消える。対象が術者の敵で有れば幾ばくかのダメージを与えるが、積極的に攻撃に用いる事は慎むべきであろう。
探知対象に関する知識が効果を決める。
動物探知・鉱物探知・植物探知・人間探知などに特化される。
水分を飛ばして液体を濃縮する。
食物の腐敗と発酵を制御する。
両者の違いは、食べて害が有るか無いかである。魔法が主観的な文化である事を象徴している。技術として確立すると忘れられた。
効果範囲内の味方に力を与える。
交易の開始により防御円の時代よりも排他性が薄まる。
祝福とは逆に効果範囲内での敵の力を弱める。
部外者の悪意を感じ取る。
氏族間の交流のために発達した。
気象魔術の基礎となる原始呪術。
気圧の変化と湿気の増減により天候の推移を察知するらしい。
火を炊いて雲を呼び雨を降らせる。