柴田錬三郎 所蔵品リスト
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「眠狂四郎」シリーズ 新潮文庫
そもそもこれを読み始めたきっかけが、エルリックの4巻(旧版)における訳者井辻朱美さんのエルリック=眠狂四郎説。
読んでみて納得しました。異形による疎外感を抱き、虚無を抱えつつも剣を振えば敵を倒し、極めつけは関わった女が必ず不幸を背負って死ぬ…。どちらも作者の看板となる長期シリーズな為、主人公のキャラが固定されてしまって同じような失敗を繰り返すんですね。
少しは学習しろよと言いたくなりますが、それだと話が終わってしまうし。
眠狂四郎無頼控1〜6
眠狂四郎独歩行上下 眠狂四郎殺法帖上下
眠狂四郎孤剣五十三次上下 眠狂四郎虚無日誌上下
眠狂四郎無情控上下 眠狂四郎異端状
眠狂四郎京洛勝負帖 邪法剣
短編集。後者には眠狂四郎モノの短編が二編収録。
集英社文庫から旧版「邪法剣」に入っていた外伝的短編も収録した新版が発売。
うろつき夜太上下 集英社文庫
狂四郎がゲスト出演。
時系列的には「異端状」の後なのですが、いつの間に日本に帰ってきたのでしょうか。
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その他時代小説
「忍者からす」 新潮文庫
熊野神鴉党の忍者にまつわる秘史。
「最後の勝利者」 上下 新潮文庫
慶長の役から関ヶ原の合戦にかけて、時代に翻弄される三人の浪人を描く群像劇。
「運命峠」 前後編 新潮文庫
秀頼の遺児秀也を巡る戦い。
「赤い影法師」 新潮文庫
「忍法」の初出を巡って精読。
「南国群狼伝・私説大岡政談」 集英社文庫
前者は「赤い影法師」の続編。
「徳川三国志」 文春文庫
幕府を守る松平伊豆守と紀伊大納言頼宣との暗闘。
「徳川太平記」 集英社文庫
吉宗と天一坊の副題があるとおり、将軍にまでのし上がる吉宗とその落胤天一坊の対立を軸に描く。
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柴錬立川文庫 文春文庫
「猿飛佐助 真田十勇士」
「真田幸村 真田十勇士」
「裏返し忠臣蔵」
「柳生但馬守」
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「柴錬ひとりごと」 中公文庫
「忍法」の初出の発端。
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