黒い船の戦士達

 

* エルリック組

 意外にも生存率が最も高い。

ラシュマーのブラット 新王国

 エルリックを船に迎え入れた金髪の男。

 兜に歯形を受けるも、それ以外は無傷。

 ジョン・アプ=リスとアリソのエムションに助けられて海岸へ戻るが、船とエルリックに対する恐怖から残留。

 すべてを見届けた後、タネローンに残留。(「暁の女王マイシェラ」にてタネローンを守る戦士の一人として登場)

オットー・ブレンドカー ブランスの学者

 額にV字の傷。タネローンを探す途中ガヤ=キという土地で船に拾われる。悲劇の千年期、即ちホークムーンの世界の人間だが、暗黒帝国ブランブレタンの絶頂期を知らない。

 一人正気を保ちエルリックと船に戻ることを選択する。

海蛇使いハウン

 蛇を奇怪な歌で眠らせる。

 生き残るも、恐怖から体を丸めて動かず。

山猫のアシュナー

 飾り気の無い鉄兜、赤毛を長く編み上げて先端に小さな指の骨がくくりつけられる。

 金目のモノを期待するが、当てが外れる。髪を振り乱すも無傷。二匹のヒヒを血祭りに上げる。

 狂気にとらえられ廃墟へ消える。エルリックとコルムが船で去った後オーランド・ファンクに追われて戻ってくる。

* エレコーゼ組

 エレコーゼはエルリックと同室(始め「影の中の男」と描写)なのだが、人嫌いのエルリックの視点ではエレコーゼ組が余り描写されない。

ハスガンのターンドリック

 初戦で死亡。

 残り三人も深傷。一人の腕は細い肉片のみで繋がり、別の者は片目となり、また別の者は片手をそっくり無くす。

* コルム組

 すべての記憶を持つエレコーゼを除き、合体の唯一の経験者。

コルグのニムプラセットのゴッテリン男爵

 初戦で死亡。

エラクオルのチャズ

 初戦で死亡。

洞窟のセレオド

 薄手。

岩のレインジール

 常に酔っぱらっていてそのあだ名の由来は不明。

 のどを裂かれて仰向けに倒れる。

* ホークムーン組

 自ら選び出し、内心ひそかに人を見る目があると自負する。

 この戦いにおいて最も高い戦意を持ち、勝利への唯一の手段として合体にも積極的。

ジョン・アプ=リス

 イェルの背の高い長髪の男。ホークムーンと同じ悲劇の千年期の出身(但し彼にとっての過去から来た)で彼の活躍を知っている。

 薄手。

 ホークムーンでなくて良かったと思いつつも、有る意味で羨んでもいる。すべてを見届けた後、タネローンに残留。

アリソのエムション

 薄手。

 ジョン・アプ=リスに同意。すべてを見届けた後、タネローンに残留。

悲運の運び手キース

 ホークムーンを助けて死亡。

裏切りニッケ

 顔面深く切り裂かれながらも存命。

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