鯨統一郎
現役ではまっている数少ない作家の一人。
読んだけど好みに合わなかった作品もあるのですべてでは有りません。
早乙女静香・宮田六郎シリーズ
「邪馬台国はどこですか」 創元推理文庫
「新・世界の七不思議」 創元推理文庫
デビュー作とその正統続編。これを入り口にすると好みが大きく分かれるかも。
「新・日本の七不思議」 創元推理文庫
第三弾。前作のラストからの引きで、静香と宮田の距離が急接近。その謎は第四弾でついに明らかに。書き下ろし二篇は第一作で触れたテーマの再検証になっています。
「崇徳院を追いかけて」 創元推理文庫
初の長編。しかも宮田視点。第二作と第三作の間、静香と宮田が急接近した京都の事件。シリーズファンは必読。
「金閣寺に密室 とんち探偵一休さん」 祥伝社文庫
「謎解き道中 とんち探偵一休さん」 祥伝社文庫
歴史上の人物を探偵にするというのは割とオーソドックスなパターンですが、一巻と二巻ではやや趣向が違います。
第一巻はデビュー作の続編・長編化なのであのコンビもゲスト(時代が違うので本人じゃなくてスターシステムだけど)として登場します。
第二巻は一転して連作短編。題名のとおり道中もので、最後に全体のオチが付くというお得意のパターン。
波田煌子シリーズ
「なみだ研究室へようこそ!」 祥伝社文庫
「なみだ特捜班におまかせ!」 祥伝社文庫
「なみだ学習塾をよろしく!」 祥伝社文庫
デビュー作以来のこじつけに納得できるか否か。
桜川東子シリーズ
「九つの殺人メルヘン」 光文社文庫
「浦島太郎の真相」 光文社文庫
「今宵、バーでなぞ解きを」
「笑う忠臣蔵」
「オペラ座の美女」
短編連作。
静香&東子
「すべての美人は名探偵である」 光文社文庫
東子のシリーズ第一作のラストでカメオ出演した静香(名前は出てないけど)との共演による長編。
「邪馬台国殺人紀行」 実業之日本社文庫
「大阪城殺人紀行」 実業之日本社文庫
「大河伝説殺人事件」 実業之日本社文庫
前作でライバルとして登場した翁ひとみを加えた三人の美女による紀行ミステリー。意外にも謎とき担当は静香の方。